「院内がん登録」予後調査に「特段の配慮を」−厚労省・がん対策推進室(医療介護CBニュース)

 厚生労働省健康局のがん対策推進室は2月4日の全国健康関係主管課長会議で、がん診療連携拠点病院が実施を義務付けられている「院内がん登録」について、新規登録だけでなく、予後調査の必要性を指摘した上で、円滑に調査を実施できるよう、「市区町村、法務局との連携の上、特段のご配慮をお願いしたい」と各都道府県に求めた。

 がん対策推進室はがん対策について、▽予算▽がん対策の推進に関する主な取り組み▽がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修▽がん診療連携拠点病院▽がん登録▽がん検診▽HPV予防ワクチン-の7項目を説明。

 この中で、政府の「がん対策推進基本計画」で重点的に取り組むべき課題の一つに位置付けられている「緩和ケア」については、緩和ケア研修会の開催に当たって、都道府県が実施主体となる場合は「都道府県がん対策重点推進事業(緩和ケア部分)」、がん診療連携拠点病院が実施主体となる場合は「がん診療連携拠点病院機能強化事業」の中で「予算的措置を行っている」と説明し、それらの活用を呼び掛けた。

 また、基本計画の中で同じく重点的に取り組むべき課題として掲げられている「がん登録」については、「院内がん登録」推進への協力を求めた。
 その上で、罹患率の把握を目的とした新規がん症例の登録だけでなく、「生存率の把握を目的とした予後調査の実施が不可欠」と指摘。一部の医療機関において、「予後調査の実施に必要な住民票の照会や、本籍地の照会のための協力が市区町村から得られないとの声も上がっている」として、「円滑な調査が実施されるよう市区町村、法務局との連携の上、特段のご配慮をお願いしたいと考えている」と述べた。


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市局長補佐が募金19万円着服、フィリピン人妻の実家に送金(産経新聞)

 赤い羽根共同募金で集めた募金の一部約19万円を着服したとして、京都府京丹後市は29日、同市網野市民局局長補佐(53)を、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 市の説明によると、市共同募金会が昨年10月から年末に集めた全募金額約940万円のうち、網野市民局管内の受領分は約150万円。募金会担当だった局長補佐は、市民局の手提げ金庫に保管されていた募金を10月から11月にかけて4、5回にわたり、計約19万円を持ち出したという。

 市民局長が今月中旬、地区ごとの募金額をまとめた集計表を確認したところ、金額が記載されていない地区があり、局長補佐に確認したところ着服を認めたという。

 市によると、局長補佐は着服した金を、妻のフィリピンの実家に送金したと話しているという。市は、局長補佐を業務上横領容疑で京丹後署に告発することを検討している。

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3歳虐待死、父親に懲役6年=裁判員「親なのでショック」−那覇地裁(時事通信)

 長男=当時(3)=の頭部を素手で殴って死なせたとして、傷害致死罪に問われた土木作業員洲鎌初被告(29)の裁判員裁判で、那覇地裁(吉井広幸裁判長)は28日、「動機は短絡的で身勝手」などとして懲役6年(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。
 判決後、裁判員を務めた4人が記者会見に応じ、30代女性は事件について「(自分も)親なので正直ショックだった」と感想を述べた。法廷内で遺体の写真を見せられたことについて、20代女性は「本来見たくはないが、事件と向き合うために必要」と話した。 

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<裏金接待疑惑>前福岡県副知事を任意で事情聴取(毎日新聞)

 福岡県の町村会や市町村振興協会による中島孝之・前同県副知事(67)への裏金接待疑惑で、福岡県警は2日朝、中島前副知事から任意で事情聴取を始めた。違法な手続きで作られた裏金による接待との認識があったかなどについて、前副知事から確認しているとみられる。

 関係者によると、詐欺罪で起訴された町村会業務課参事の天野敏哉被告(49)らはコピー用紙の購入を装うなどして、町村会や振興協会から現金をだまし取って裏金としてプール。「副知事や県幹部の接待費用に充てていた」と話している。

 接待は、中島前副知事が県の旧地方課幹部などを務めていた十数年前から行われていたという。中島前副知事は現在、町村会顧問や振興協会副理事長に就いている。接待内容はクラブでの飲食やマージャンのほか、ゴルフ旅行や野球観戦などだった。視察名目で町村会側が費用を負担して北海道旅行をしたこともあったという。

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<訃報>川村たかしさん78歳=児童文学作家(毎日新聞)

 川村たかしさん78歳(かわむら・たかし=本名・川村隆、児童文学作家、日本児童文芸家協会長)30日、肺気腫のため死去。葬儀は3日午前11時、奈良県五條市五條4の10の1、五條市斎場ハートピアさくら。自宅は同市新町2の1の14。喪主は長男隆一朗(りゅういちろう)さん。

 五條市出身。同市内の小、中学校などで教師をしながら児童文学を発表した。代表作に「新十津川物語」「山へいく牛」など。

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