<茨城空港>ターミナルビル副所長級職を公募(毎日新聞)
茨城空港のターミナルビルを運営する県開発公社は1日、ビルのナンバー2にあたる副所長級職に民間人を起用することを決め、2日に公募を開始すると発表した。民間の発想を取り込み、ビルの活性化や経営安定化を図るのが狙い。年間1億円規模の赤字が見込まれるなど、開港当初から苦境が予想されるビル経営の切り札として注目が集まりそうだ。
同公社企画課によると、現在は所長、副所長ポストともに生え抜きの職員が占めているが、10年度当初予算で組まれた緊急雇用創出費を使うことが可能になり、公募を決めたという。応募資格は▽施設の運営・経営と、地域・施設の活性化に対する知識▽地域や企業、官公庁との交渉能力−−などを有することが条件。4月1日採用予定で年俸600万円、任期は2年。
今月15日締め切りで、書類審査、面接試験を経て、26日に合格者が決定する。応募用紙は公社のホームページからダウンロードできる。【山崎理絵】
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